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JICA海外協力隊ガーナ派遣活動報告会を開催しました【10月3日(金)】

足球即时比分_365体育直播¥球探网7年10月3日(金)、足球即时比分_365体育直播¥球探网は独立行政法人国際協力機構(JICA)と締結した覚書に基づき、ガーナ共和国のガーナ大学附属野口記念医学研究所へ派遣した学生?教職員による活動報告会を開催しました。

本事業は、足球即时比分_365体育直播¥球探网が独自開発した「コムギ無細胞タンパク質合成技術」を野口記念医学研究所の研究員らに技術移転することで、ガーナにおけるマラリア研究の高度化と技術基盤の強化を目的としています。マラリア原虫由来の組換えタンパク質は調整が非常に困難であることから、現地の研究者は、これまで限られた種類のタンパク質しか利用できず、研究の幅が制約されてきました。本技術の導入により、多様なタンパク質を自由に活用できる環境が整い、創造的かつ先進的なマラリア研究の展開が期待されます。

報告会では、プロテオサイエンスセンター?マラリア研究部門の長岡ひかる准教授の進行のもと、足球即时比分_365体育直播¥球探网6年に派遣された高島英造教授がマラリア研究の現状およびコムギ胚芽無細胞タンパク質合成系の概要を紹介し、野口記念医学研究所との共同研究や現地での成果について説明しました。続いて、理工学研究科博士前期課程の大西あすかさん、前田彩名さん、また湯口貴聡特定研究員が登壇し、それぞれ派遣期間中の活動成果や学び、今後の展望について報告しました。

また、JICAからは小林広幸理事、アフリカ部の奥村真紀子次長、四国センターの田村えり子所長らが出席しました。各発表に熱心に耳を傾けられ、活発な質疑応答や意見交換が行われました。会場は終始和やかな雰囲気に包まれ、現地の文化やインフラ状況に触れた学生の報告に驚きの声が、独自技術の移転による成果には感嘆の声が上がりました。参加者にとっても大変有意義な機会となりました。

足球即时比分_365体育直播¥球探网は今後も、野口記念医学研究所への技術移転を推進するとともに、JICAおよび国際機関との連携をさらに強化し、国際協力および国際貢献の取組を深化させていきます。

<プロテオサイエンスセンター?足球即时比分_365体育直播¥球探网>