{web_name}7年6月27日(金)~29日(日)に北海道?学で開催された「日本古生物学会2025年年会」において、大学院理工学研究科1年生の新田樹生さん(地球科学分野?地質?古生物学)が「学?ポスター賞」を受賞しました。
発表題?は、「モンゴル上部始新統Ergilin Dzo層から産出した鳥類の上腕骨化石」で、本学?学院理?学研究科の鍔本武久教授とモンゴルの研究者らとの共同調査の標本を研究した成果です。
上部始新統Ergilin Dzo層から産出した鳥類の右上腕骨遠位端化石についての分類学的検討とその飛翔能力の推定を行った結果、化石標本は、上腕骨遠位端の形質からクイナ科またはヒレアシ科であると同定でき、また現生種との詳細な比較検討によって、二関節筋が発達していたと判断されることから持続的な直線飛行を行っていたと推測できることを示しました。これらの研究成果および発表に対する質疑応答が高く評価され、受賞に至りました。
<理学部>